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最近の農作業はこんなことしてます [農業]

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冬の間にりんご木の剪定はすっかり終わり
花が咲くまでは、木のお手入れが作業の中心です。

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これは皮かきの作業中。
皮の間に入った虫をかきだしたり
腐乱病(木を腐らせるコワーイ病気)の部分をとってあげる手術のような
地道で大変ですが大切なお仕事。

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削った皮は焼却処分。
腐乱病は木を腐らせ
そこに菌がある限り伝染する恐ろしい病気なんです。

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リンゴの発芽も始まりました。
きれいなお花が見れるのはゴールデンウィークより後になりそうだけど
今年は花芽が沢山あって良いリンゴが取れそうな予感大!


気がつけば12月 [農業]

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こんにちは!随分とご無沙汰しておりました。
今朝はなんだか寒いな〜と思ってたら
寝ぼけ眼で息子が「雪!」と、須坂では平地でも雪が降りました。
ニュースでは全国でも降った様子、皆様の街ではいかがでしょうか。
11月にはいってからというもの
サンふじの収穫が本格化して、息も付けない忙しさ・・・
気がつけばもう12月なんですね。

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今年のフジは春から花が少なく、収穫の減少が見込まれており
収量そのものも予想通り
裏年も相まって特秀率(見た目を含む良いリンゴ)も少ない年となりました。

収量が少ない事よって味のいいリンゴの出来た年でもありました。
明らかに昨年とは違う、蜜の入り、ジューシーさを感じます。
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この程度のりんごでもこのような感じ。
時にはこんな糖度もでたり
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木の持っている力に添った実りにすることの大切さを
改めて感じられた年でもありました。
「農業は毎年一年生」
どこかの農業家の言葉ですが、何かあるたびに思い出します。


シナノゴールド [農業]

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みなさま、しばらくです。
このところもの凄ーーーーーーく忙しくしていまして
しばらくブログお休みしてました。
秋も本番に入りゆっくり休むことなく収穫・収穫の日々・・・。
収穫はうれしい瞬間なのですが
ウチの農場はゴールドの生産量がこの辺でNo.1ではないかという噂の量で
そんな悠長な事を言ってられないくらいのハードさもあります。
なんせ手かごは山盛り7〜8キロですから。
おじいちゃん、おばあちゃんが穫り役で私達夫婦が選果役と運び役
もう手かごが無いよ〜の声にドキドキしながらひたすら選果の日々。
それでも、だんだん空っぽになってゆく畑をみると、
後もう少しだね、と頑張れたりします。
続々と届く『おいしいよ!』の声も一役かってくれて
後残り約1ヶ月気合いで乗り切りたいと思います。
今はシナノゴールドの一番取りが一段落したので
今日はこの黄色いリンゴのお話です。

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皆さんは黄色いリンゴにどんなイメージを持っていますか?
やっぱりリンゴは赤でなくちゃという方々も多くいらっしゃいますよね。
その先入観が色濃くあり、ほかの黄色系のリンゴの味とで
実は知名度も低く、今イチ人気がでないのが『シナノゴールド』の現状なのです。

本当は青果市場の担当部長も黄色いリンゴではNo.1と
言っている美味しいりんごなんですよ。
水分たっぷりしたたり落ち、酸味のきいた濃厚な味と甘みがあるのです。
このリンゴの糖度は14〜15℃が平均なんですが
プレミアム級のものになると、このような数値が出たりもします。
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作ってる私たちがいうのも何ですが
特に今年のうちのゴールドは良く出来ちゃいました!おまけに豊作です。
今年はサンふじ越えたんじゃないかっていうほどの出来映えです。
大きな障害もなく、よいものがごろごろと
拱選所に出すにはもったいない。
産直で食べて頂きたいと思っております。
旬の今が本当に美味しいです!
この後、更に美味しい2番取りが待ってますので
気になる方はこの機会に是非おためしくださいね[exclamation×2]

シナノスイート [農業]

みなさん、こんにちは!
10月も折り返し地点、シナノスイートの出荷はじまりました。

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まだまだ流通も少ないシナノスイートご存知でしょうか?
少しはお近くのスーパーでも見かけられるようになってるようですが
食べた事無い方も多いのではないでしょうか。

シナノスイートは「ふじ」と「つがる」の交配種、平成5年に生まれの新しい品種のりんごです。
中生種(9月・10月収穫)というのは
どちらかというと酸味の強い「スッパあまイ」りんごが多いのですが
シナノスイートは果汁タップリと多く、糖度14〜15%・酸度0.3%前後
少ない酸味は甘さを引き立たせ、従来の中生種にはない甘い味わいなのです。
肉質が柔らかく、さくさくぱくぱくと、あっという間に1個食べおわってしまうそんなりんごなのです。
普段リンゴが苦手なお子さんが、珍しくぱくついてたなんてお声もうかがっています。

お値段も他のりんごよりは少々お高め!ですが是非ともお試し頂きたいりんごなのですよ。

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弱点は軟質化しやすいのと、色づきがしにくいって事でしょうか。
当農場は平野部に畑があるための事情ですが、これからの課題です。
来年はまた収量が増える予定ですので、たくさんの皆様にお届けできたら・・と思っています!

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中性種の1番手『秋映』はご好評につき終了しました。
最後の出荷作業には匂いに引き寄せられたのか一匹のカマキリが・・




秋映出荷始まりました! [農業]

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このところ冷え込む日が続いており
そろそろコタツ出したいね…なんてすっかり晩秋の気配のする須坂です。

『秋映』も真っ赤に染まり収穫の時期となりました。
家族総出の収穫も2番取りまで終了し
ご注文のお客さまにもそろそろお手元に届きはじめた頃かと思います。
熟した新鮮なりんごは切ると中から果汁がしたたるんですよ!
今回も夫婦でがんばって本当のとれたてを発送することができたので
そのジューシーさ感じていただけてるとうれしいな〜

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こっちは一級品のプレミアム様。
さすがの美人さんは値段も超級!
ギフトにはぴったりの品です。

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こちらは割安の訳ありちゃん達。        
見た目と表面の障害により贈答からはじかれたもの。 
一皮むけばレギュラー品と同じ味。こちらは中身で勝負です。

収穫の時になると自然に出来る物はみんな形や色や柄が違うってことを
あらためて気づいたりします。
あたりまえだけど、スーパーのくだもの育ちの私にはちょっと衝撃的でした。

出荷するための選果ではロスが本当に多いんです。
美味しいのにもったいないから産まれた
訳ありちゃん今ではとっても人気です。これもエコですね!


放射能自主検査結果報告 [農業]

お客様各位

植木農場は放射能自主検査を行いました。

福島第一原発事故による環境・食品の放射能問題に関して、
いまだに消費者の不安は高く解消されていない状況のことと思います。
この大きな問題は原発から260キロある須坂市でも
同じ事と生産者の責任として受け止め
植木農場は自主検査を行うことにしました。
各畑からサンプリングした『りんご』を
日本認証サービスへ検査依頼し
9月13日現在、放射性ヨウ素及び放射性セシウムは
不検出の報告書を頂きました。

須坂市内の農産物におても
9月15日現在、放射性物質は検出されておりません。
長野県内全体においては食品衛生法の暫定基準を越える
放射性物質は検出されておらず
一応の安全性は確認されております。

今後も安心して食べて頂けるよう
当農場ブログ等で長野・須坂の
畜産物状況をお伝えする予定でございます。
この資料が生産者として少しでも皆様に安心して頂ける
参考情報となれば幸いです。

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*日本認証サービス(株) 
 分析業務(遺伝子組換え食品検査や品種判別等の遺伝子分析、
 産地判別や糖添加判別等の同位体分析、
 おいしさ分析やアレルギー特定原材料検査等の理化学分析)
 及び 認証業務(有機JAS認定や生産情報公表JAS認定、CERT ID認証等)
 を行う日本農林規格登録認定機関です。

*参照  
 長野県公式HP 
 http://www.pref.nagano.lg.jp/nousei/nousei/housyanou/housyasen3.htm
 長野県内農産物測定結果 
 http://www.pref.nagano.lg.jp/nousei/nousei/housyanou/housyasen3.htm 
 環境放射能と放射線 
 http://www.kankyo-hoshano.go.jp/kl_db/servlet/com_s_index
 厚生労働省(食品中の放射性物質の検査結果) 
 http://www.maff.go.jp/noutiku_eikyo/mhlw3.html
 全国の食品の放射能調査データ 
 http://atmc.jp/food/?f=長野県





台風接近中 [農業]

こんにちは〜 みなさまの住む町は台風の影響はいかがでしょうか[台風]

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ここ須坂は昨日は秋雨前線の影響で一日大雨でした。
明けた本日は小雨がふったり止んだりの小康状態。
避難勧告が出ている西日本のニュースをみると
これから上陸するという台風に少し緊張しております。

当農場は千曲川の隣接地域で肥沃な大地の恵があるかたわら
何年かに一度は畑が冠水するのです。
私はまだ未経験ですが、4年前にはおきたそうです。
りんごが水につかってしまったら
もうそのりんごは出荷できないそうです・・・。

先日のニュースでも青森のリンゴ農家のおばあちゃんが
冠水している畑の赤いりんごを見つめて言ってました。
水に浸かったりんごは腐ってしまうと。

とはいえ、まだまだ育成中りんごです
今は私達たちにできることはありません。
だまって自然を受け入れることも農業なんですね。

これ以上人や作物に被害が無いことを祈るばかりです。




早生栽培 [農業]

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今日はさわやかな良い天気の須坂です。
つがるの収穫も一段落、りんごの樹たちのお手入れも一時の一段落。
場主のぶにぃは草刈りにでかけました。
ゴーカートのような草刈り機に乗って。
エンジンに揺られて結構大変な作業らしいのですが
はたから見ていると楽しそうでなりません 笑。

私たちは『早生栽培』という下草をはやしたままの栽培方法をとっています。
雑草達をはやし、適当なところで刈り込み
刈り取られた草が良い有機質の肥料となるのです。
短く草を生やしていると足下もしっかりし、作業しやすくなり一石二鳥。

春にはタンポポやクローバーなどの可愛い花が咲き、地中には微生物が増え
草刈り後には有機質が補給され活気に満ちた豊かな土に変わります。
これこそ正しい循環!
畑に必要な微生物や昆虫たちが住める環境が整います。
虫を食べにカエルが→蛙を食べに蛇がやってきます。
畑にいると命をたくさん感じます。

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草刈りをすると不思議な事に
どこからともなく鳥達がやってきて
車のうしろをついてきます。
草の中の虫達が見つけやすくなるらしく
ごはんを食べにやってくるのです。
それも鳥達のごはん時にだけ[exclamation×2]
かしこいね〜




今日は一番取り! [農業]

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今日から『つがる』収穫が始まりました!
この辺りでは第一回目の収穫の事を『一番取り』と呼んでいます。
重いリンゴのカゴを運んだりと結構重労働もあるのですが
やっぱり収穫はうれしいもんで、選果作業に燃えてしまいます!

この青いリンゴをみて驚かれた方もいるかもしれませんね。
でも、これでいいんです。
味もまぁ乗ってますし、
今シーズンの出荷場の規定のカラーには色づいているので。
つがるという早生の品種と言う事も有りますが
一番取りは例年こんな感じなのです。

すべてが真っ赤になるころには、出荷が閉め切られており
ぎりぎりの成長を待ちつつ、なるべく早く収穫しなければならないのです。
完熟した頃にはもう遅いなんて、農家も苦渋に思う現実です。
市場による希少価値が優先とか、
・・・ビジネスなので仕方有りませんが
お客様にはやっぱり産直を食べてもらいたいのがホンネです。

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リンゴはいかが?

『つがる』まもなく収穫です [農業]

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先週末は雨による冷え込みがきびしかった須坂です。 
8月とは思えない程の寒さに毛布を出して
ちょっと早い秋支度。
夏が終わるのは寂しいけれど
りんごの熟成には夜の雨と昼の高い日差し
この寒暖の差がありがたく、しめしめなのです。

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畑を見回ってみると、やっぱり色づいていました。
なかでも一番出荷の早い『つがる』はかなり良い感じ。
順調に葉摘みも終わっており、
あとはまた少し日中の温度が上がるのを祈るばかり。
本日は午後から温度上昇しているので
明日、明後日には収穫できそうです[るんるん]

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